事例:カーコンビニ倶楽部タイキ 様

カーコンビニ倶楽部タイキ 様

アクロベースの性能だけでなく、イサムのサービスに満足
カーコンビニ倶楽部タイキ
(兵庫県丹波市)

 乗用車の販売はもちろん、大型車の整備を含めた各種サービスを行う太田自動車(太田千恵子社長)の、軽補修アンテナショップとして運営されている「カーコンビニ倶楽部タイキ」は、平成13年12月にオープンしています。
 同ショップのオープン前から準備を進めてきた、フロント担当の荻野氏は、まったくの未経験ながら、「自動車整備とは違う、板金・塗装の仕事がしたかった」という思いで、この道に飛び込んだそうです。

■軽自動車から大型車まで、自動車の総合サービスを展開
 「カーコンビニ倶楽部タイキ」の現状をレポートする前に、親会社の太田自動車の歴史について少々。
 兵庫県丹波市は、県の内陸部に位置し、京都府とも隣接した地域。平成16年に、従来の氷上郡・柏原町、氷上町、青垣町、春日町、山南町、市島町の6町が合併して丹波市となったものです。太田自動車は、この丹波市のほぼ中心に位置し、2本の国道と、舞鶴自動車道春日インターからも近いという恵まれた立地条件を確保しています。
 同社は昭和25年の創業で、すで55年を超える歴史を持っています。地域に密着する形で発展し、認証から指定工場へ。乗用車はもとより、大型、大型特殊、軽自動車などの整備へと事業を拡大し、前述した5年前に、同社の板金塗装内製化と新規顧客の獲得を目的として、カーコンビニ倶楽部タイキを立ち上げています。
 また、乗用車の軽補修事業とともに、大型車や特殊車両の塗装をも行い、自動車のサービス工場として考えられる数多くの業務を一手にこなしているのです。

■軽補修サービスの難しさを実感
 さて今回、アクロベースユーザーとしてお話しを伺った荻野氏は、タイキ立ち上げの前年に入社し、それまでまったく塗装経験を持っていませんでした。
 氏は、どのようにして技術を身につけたのかという質問に対して、「イサム塗料のスプレーマンスクールを、まず受講した。その後、カーコンのチェーン店ということで、本部の研修に。そこでは紫外線パテなど、チェーン独自の技法を習得し、事前の研修で、車両やパネルを使って補修の技術を一通り身につけたつもりだった」とのこと。
 しかし、実際に蓋を開けてみると、「軽補修サービスと銘打ってスタートしたものの、よく考えれば、お客様にどこまでが軽補修の範疇なのかを理解して来店しろ、というのは無理な話。予想以上に大きな損傷の車が持ち込まれることも多く、開業当初はとまどうことも多かった」と、当時の苦労を語ってくれました。
 その後、新たな技術者の確保や修正装置の導入などを行い、今ではお客様の要望に応えられる体制作りも固まり、太田自動車ユーザー以外のカーオーナーを誘導する、アンテナショップの役割を充分に果たしています。

■使いやすさと安心感で“アクロベース”を
 同ショップがアクロベースを導入したのは、この春のこと。懇意にしている塗料販売店の勧めで決めたそうですが、「これまでずっと1液の上塗りを使っていたが、この仕事に使う塗料に求めるのは、やはり作業性の良さ」と氏が語るように、調色、塗りやすさ、乾燥性、保存性といった点から、1液塗料は外せないそうで、アクロベースはこれらの点で、非常に満足できる性能を発揮しているそうです。
 また、「ボカシやすさも非常に重要なポイント。軽補修には軽補修なりの難しさがあり、価格は安く、仕上がりは高度にといったお客様の要望に、どこまで応えられるかという相反する要素が求められる。その点、イサム塗料なら調色や塗装技術についての情報も充実しているので非常に安心できる」とのご意見でした。

 カーコン・タイキの軽補修とは別に、大型車や特殊車の塗装も行っている太田自動車。従来から「ハイアート」を活用されている同社とイサム塗料の良好な関係は、今後も続いていくことでしょう。

登録日 2007-10-24 最終更新日 2007-10-24 ダウンロード